つじなか便り


３月号	第１３６号発行日 H２０．３．１発行者辻中医院編集責任者　橋村　香織　ＴＥＬ　０５８４（６６）２６００
寛　容院長　辻中まさたけ先日、タイ国にリフレッシュに行ってまいりました。タイという小乗仏教の国は何事においても寛容さが見受けられます。日常生活で見受けられる現象もすべて仏教の教えのままに受け止めなければならないと考えているのでしょうか、他宗教の存在も認めるのはもちろんのこと、さまざまな文化や人種を受け入れています。いわゆるレディーボーイといわれる性同一障害の人々もホテルのフロントやレストランで自分の素性を隠すどころか、あますことなくオープンにしてほかの人々と一緒になって立派に働いています。仏教では現世の自分は仮の姿であるという教えがあるからだそうです。国王を尊敬し僧侶を敬う、そして街角の貧乏な人々にお布施をおこなう一方で、繁華街ではお金さえ払えば何でもありのタイ国、日本人の私には摩訶不思議なところでした。下の写真は、アユタヤ王朝時代（日本の室町時代ぐらい）に造られたワット・ヤイ・チャイモンコンにある涅槃仏像です。日本では立像や座像がほとんどで、このような仏像をみることがありません。涅槃仏像はお釈迦さまの入滅を表し、すべての煩悩がなくなった境地を示しています。すべてのことを少し前に流行った「みぎからひだりへ聞き流す」ような気持で何事も素直に受け入れて残りの人生を何気なく過ごす、そしておだやかで未練のない一生を終えたいものです。もちろんできませんが・・・。　平成20年2月24日
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花粉症対策　 A、花粉症はアレルギー反応によって起こります。ヒトは外部の異物（たとえば細菌やウイルス、花粉等）に対して体の中に「抗体」という異物を攻撃するものを作り、異物を排除する「免疫」という機能を持っています。この免疫が自分の体に対して働いてしまうことでアレルギーが発症します。抗体の１つに「IgE抗体」というものがありますが、これを多く作り出す体質のヒトがアトピー体質、あるいはアレルギー体質と呼ばれます。　 A、規則正しい生活を心がけましょう。夜ふかしはしないで睡眠を十分にとり、バランスのとれた食生活に改善しましょう。たばこやお酒の刺激性の強い香辛料などの摂取は控えめにしましょう。適度な運動を心がけましょう。外出するときは、マスク、眼鏡、帽子、マフラーを着用して花粉を遠ざけましょう。花粉を家の中に入れないようにしましょう。　　 A、抗アレルギー薬は効き始めるまでにおよそ2週間くらいかかります。対症療法に用いる薬剤としては、抗ヒスタミン薬とメディエーター遊離抑制剤、副腎皮質ホルモン薬などがあり、それぞれくしゃみ、鼻水、かゆみを抑える作用があります。これらの薬物は医師の指示により処方されます。
受付・事務　　日比　人美２月より受付にて事務をさせて頂いております。医療の世界は初めてで、皆様にご迷惑をお掛けすることも多いと思いますが、宜しくお願い致します。
玄関前の花
院外処方箋のお話　当院では、かかりつけの薬局で薬をいただける院外処方箋の発行をおこなっております。ご希望の方は、受付までお申し付けください。
みなさまからの作品等を募集　つじなか便りでは、皆様からの作品を募集しております。　俳句・短歌・写真・絵画・花など、お気軽に受付まで。お待ちしております☆彡