新しいページ 1

６月号	第１１5号発行日 H１８．６．１発行者辻中医院編集責任者　大橋　竜也　ＴＥＬ　０５８４（６６）２６００
無心
院長　つじなか　まさたけ　有欲
先日のゴールデンウィークに、気分転換をかねて自転車で三重県の多度大社まで多度祭を見に行ってきました。選ばれし若者が馬にまたがり勇壮に坂を登り切るという上げ馬神事には、古くから農作の時期や豊凶が占われてきたが、近年は景気の好不況等のいろいろな事が占われています。テレビのニュースでは何度か見たことがありますが、実際に馬に若者がまたがって急な坂に向かわんとする場所から眺める光景は迫力満点でした（本当は関係者以外危ないので立ち入り禁止です）。急な坂を登りきって拍手喝采を受ける若者と馬がいる一方で、途中で登りきれずに終わってしまう馬もいました。より急な坂が最後に待っているのですが、馬が恐怖感から脚を止めてしまうのが原因だとの事です。恐怖感を少なくさせるために、馬が走る直前まで眼を隠して水をかけたりお尻を竹でたたいたりしていましたが、昔はお酒などを馬に飲ませて興奮状態にさせて一気に坂を登らせていたそうです。馬の脚力よりもいかに恐怖心を持たせずに走らせるかが勝負みたいでした。このような事例は普段の私たちの生活の中にもよく見られることです。先のことを怖がらなければそして結果を恐れなければ、できてしまうことのなんと多いことか！誰も先のことはわからないのに、あまりにも先を考えすぎて今を一生懸命に生きられない、「下手な考え　休むに似たり。」なのに、「無心」になれずに今を中途半端に生き、そしてその結果も・・・。恐怖感を捨てて、「無心」に生きる、無我夢中に生きる、大事なことです。いい気分転換をさせていただきました。先人は、「虎穴に入ずんば虎児を得ず。」と言っています。ただし、「君子危うきに近寄らず。」とも言っていますが・・・。 σ(^_^；
メニコン研修記
初級コース　　木村　友美
先日、メガネやコンタクトについて５日間の研修を受けてきました。私は普段コンタクトを使用しているのですが、研修を通して自分自身の使い方が間違っていたことを知り、またコンタクト装用をすることで眼にいろいろと負担がかかるということを学べたことが良かったと思います。他にも多くのことを学びました。　１つ目は、眼の構造についてです。どのようにして私達の眼に物が写るのか、眼の中の仕組みはどうなっているのか、その仕組みはどういう働きをしているのか、などを勉強しました。眼の構造はカメラの構造と似ており、眼に入ってきた光を網膜という膜にピントを合わせ、見た像を写すという仕組み。他にも、眼にゴミなどが入っても傷が付かないように眼の表面に膜があったりと、多くの働きがあることを知りました。　２つ目は、視力測定の方法です。視力というのは、光覚・色覚・形態覚の３つに分けられています。このうち形態覚は、物体の存否や形状を認識する眼の機能で、その程度を表すのが視力となります。視力の種類も様々で、５ｍ以上離れた距離にて測定をする遠見視力、３０ｃｍ以下の距離にて測定をする近見視力、またメガネやコンタクトを装用した上での視力測定があります。実際に４人１組でチームを作り、勉強した事を実践しました。レンズの入れ方や視力の判断の仕方を練習しました。まだ自信のない部分がありますが、復習をして検査に慣れていきたいと思います。　３つ目は、コンタクト（ハード・ソフト）についてです。２人１組でペアを作り、はめ外しの練習をしました。最初は加減が全く分からず悪戦苦闘していましたが、時間をかけて練習をするうちに出来るようになりました。その他にもレンズの洗浄や取り扱い方などを学びました。　多くのことを学んだことにより、仕事の幅が大きく広がりました。今後実践を通して、高度な技術を身につけて頑張っていきたいと思います。
接遇マナーコース　　戸島　悠子
現在、病院・医院は、患者様から選択される時代が到来しています。医療の現場においても、様々な接遇のあり方が問われ始めているといえます。私は医療という仕事に携わって４年目になりますが、日々の業務に追われ、一番大切なことを忘れてしまっていたかもしれません。今回の研修では、初心に戻る良い機会になりました。　接遇とは、「心を込めて丁寧に応対する」ということをいい、人を気分よく、心地よくさせるためのスキル・心づかいということもできます。医療現場における、接遇とは、「患者様を迎え入れて、診察等の用件を満たし、患者様を送り出すまでの一連の動作・対応」を指します。この流れの中で、患者様やご家族の心情を重要要素としてベースに置きつつ、誰にでも信頼され、好感を抱かれる接遇スキルが必要になります。　接遇のスキル・心づかいは、診療所のスタッフの質をストレートに感じさせる要素です。患者様、ご家族にとっての「良い・悪い」病院、医院を判断する基準の一つともなっています。高品質の医療接遇力は患者様の満足度に大きく関わるということを学びました。　「あなたを笑顔にしたい」「あなたの役に立ちたい」そうした気持ちを忘れずに、常に笑顔で患者様と接していきたいと思います。ただ、こうした思いも、相手に受け取ってもらえなければ、やがては萎んでしまうかもしれません。思いやりの気持ちを上手に形にすることができれば、患者様だけでなく、相手に満足して頂けたという歓びを通じて、自分自身も幸福な気持ちになることができます。言葉や態度、行動として具現化することがきわめて重要な課題であることを学びました。今後も知識や技術とともに、接遇について懸命に学び、磨き続けていきたいと思います。
ツジナカコンタクト　メール会員募集中
コンタクトや眼鏡の新情報をお届けする「ツジナカコンタクト　メール会員」を募集しております！！会員だけのオトクな情報も満載でございますので、ご希望の方は、大橋までお気軽にどうぞ！！
院外処方箋のお知らせ
当院では、かかりつけの薬局で薬をいただける院外処方箋の発行をおこなっております。ご希望の方は、受付までお申し付けください。
素敵なお花をいただきました！
中村賢さんよりいただきました！医院軒下に飾ってあります☆
みなさまからの作品等を募集
つじなか便りでは、皆様からの作品を募集しております。俳句・短歌・写真・絵画・花など、お気軽に受付まで、お待ちしております♪