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10月号	第95号発行日 H16.10.1 発行者辻中医院編集責任者　大橋　竜也　ＴＥＬ　０５８４（６６）２６００
花粉情報
１０月に飛散する花粉の情報をお知らせします！！（１１月はアキノキリンソウですよ！）
①イネ科
最も世界に普及している牧草で、オーチャード・グラスと呼ばれています。そして全国に広く野生しており、茎の高さは６０～１５０ｃｍ。牧草地、道ばた、空き地、畑の周辺、小川のふちなどに多くみられます。
②ブタクサ科（キク科の一種）
欧米では最も重要な花粉症の原因植物とされています。抗原性はきわめて強いそうです。茎の高さは３０～１５０ｃｍ。道ばた、荒れ地、畑の周辺などにみられます。
③ヨモギ科（キク科の一種）
草餅によく使われるヨモギ。その為モチグサと呼ばれており、ほとんどの方が見たことがあると思います。茎の高さは約１ｍ。市街地、堤防、空き地、道ばたなどにみられます。
④カナムグラ（クワ科）
日本の夏のやぶを代表するつる草で、見覚えがあると思います。茎はつる状で長くのび、小さな無数のトゲで周りのものにからみついて生息しています。道ばた、荒れ地、畑の周辺などにみられます。
普通救急救命講習
大橋　竜也
９月１７日（金）に、毎月、海津消防署で開かれている「普通救命救急講習」に参加しました。そこで人工呼吸・心臓マッサージ・止血の３つを学んできました。その体験してきたことを、ぜひみなさんにも知ってもらいたいと思います！まずは、救命の実態です。　１１９番へ電話をしてから救急車が到着するまでに、６分かかると言われています。人間は、心臓が止まってから３分で死亡する確率が５０％になります。何もせずに救急車を待っているだけでは、その人の命を削ってしまうことになるのです。そこで、応急的な措置を取ることで、少しでも助かるようにするのが救命手当になります。
心肺蘇生法の流れ

回復体位

止血の種類
人は、血液が１．５リットル失われると、命の危機にかかわるといわれています。出血を防ぐためにも、止血は重要な措置となります。
＜直接圧迫止血法＞ ① キレイなガーゼやハンカチなどを傷口に当て、手で上から圧迫します。 ② それでも止血しない場合、両手で体重を乗せながら圧迫していきます。＊ここでのポイント＊ ●　感染防止のため、血液には直接触れないようにすること。 ●　圧迫時、ビニールまたはゴム手袋の使用をすること。それがなければ、買い物袋を利用する方法もあります。 ●　ティッシュペーパーは、繊維が傷口に入り込んでしまうため、絶対に使用しないでください。
＜止血帯法＞　これは、直接圧迫止血法では止血が困難な場合に行う方法です。 ①　ガーゼなどを傷口に当てます。 ②　２～３回程巻き、軽く結ぶ。 ③　棒状のもの（ボールペンでも可）を結び目の間に入れ、止血が出来るまでゆっくりと棒を回す。 ④　棒を固定する。＊ここでのポイント＊ ●　傷口に巻きつけるものは、幅３ｃｍ以上のものを使用すること。（細いもので巻きつけると、痛みが伴うため。） ●　棒などで固定した場合、３０分に１回は緩めること。　　（血液が流れない状態が続いているため、血流の再開をします。）
傷口を心臓よりも上の位置に上げることで、出血が少なくなります。
実際に、このような場面に遭遇したことはありませんが、もし、この場面に自分が居合わせたら、率先して措置が出来るように、いつでも復習して覚えておきたいと思います。そして、この記事を見てくれた皆さんにも是非覚えていただき、このような場面に遭遇したときの役に立てたら・・・・・
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