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　　　　　１2月号

　第109号

発行日 H１７．12．１

発行者辻中医院

編集責任者　大橋　竜也

　
ＴＥＬ　０５８４（６６）２６００

２週間の実習を終えて

林　一博

　患者さんの中でお気づきになっている方もいらっしゃいますが、現在私は准看護師の免許を取得した後も正看護師の免許を取得すべく、定時制の３年課程の学校に通っています。准看護学校の時、２年生になってからはほとんどが実習になっていて、大垣市民病院や精神科の病院、老人保健施設、保育園などで実習をしてきました。

　そして今回、看護学校に入ってから初めての実習をしてきました。准看護学校の実習の時と大きく違う所は、今までの実習ではより多くの患者さんに援助をする事で援助技術を習得するといったものが目標だったのが、今回では、コミュニケーションやカルテの情報から患者さんの全体像をとらえ、何の援助が必要かを計画し、実施、評価をする事が目標でした。実際の援助行為よりもその前の段階である計画までに重点をおいた実習で最初の一週間は情報収集に費やし患者さんに会いに行くことはほとんどできない状態でした。実習３日目ぐらいまでは、患者さんに接していない事に対し不安もありました。しかし、カルテの情報から患者さんの病態を理解した上で患者さんに接する事で、コミュニケーションから受け持ち患者さんが今までどんな生活をしてきて現在に至っているのか、そして患者さんはどんな気持ちで入院生活を送り、退院後はどんな生活を希望しているのかという所まで聞く事ができました。２週間の中で実施した援助は一つだけでしたが、今回の実習で患者さんの病態の知識を深める事や、患者さんの全体像をとらえることで、それぞれの患者さんにあった必要な援助ができるのだと学びました。来年からはほとんどが実習になり当院の患者さんと接する機会は少なくなりますが、顔をみかけた時は気軽に声をかけてくださいね。

メニコン研修記～中級～

ＯＭＡ　大橋　竜也

　１１月９、１０日の２日間、メニコンの中級研修に行ってきました。昨年は初級に参加させていただきましたが、中級になると学ぶ内容がかなり高度になっていました。約１年半検査員として経験してきましたが、研修では知らない言葉がいくつか出てきました。今回はコンタクトレンズ処方に関する高度な知識や、診察等で使用するスリットランプの使い方、また眼の病気についてなどについて学びました。たくさんの知識をわずか２日間で詰め込んだので、まだすべての知識を理解できていない部分があります。しっかりと複習をし、仕事に生かしていきたいと思います。そしてより良い検査を提供できるよう、日々勤めてまいります。