友好

院長 辻中 まさたけ

本日は朝早く起きて、海津市卓球大会に参加してきた。前日まで天気がよさそうなので山にトレッキングに行こうかどうか悩んだのだが、近くの平田町体育館で行われるということもあり、やはり頑張って行くことにした。

まず、上手いグループとやや落ちるグループに大きく分かれる。そして、さらに2グループに適当に分かれ、その中でのリーグ戦、そして決勝である。 5年ぐらい前に一度参加して上手いグループに入り打ちのめされた覚えがある私は、やや落ちるグループに入り新聞に名前が載るのを第一の目的とした。そして計算通り、リーグ戦で全勝させていただいた。

最後にもう片方のグループの一番の方との決勝戦である。相手は私と同じ様に中国式ペンホルダーを使う本当の中国人の方である。中国といえば、卓球は昨日までテレビの世界選手権で放映されていてわかる通り国技みたいなものである。よって、最初はビビリながら対戦させていただいたが、案外と楽に勝たせてもらえた。大袈裟な表現だが、大相撲で外国人力士が日本人力士に勝つみたいなものなのだろう。

相手は「日本に負けた」、と言っていた。試合が終わって話しかけてみると、わりと日本語が上手く、礼儀正しい、とても良い中国の方であった。新聞に名前を載せようとする自分のよこしまな考えはつまらなくなった、ほのぼのとした日中友好の日になった。

 
 
 

 平成23年5月15日
 
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