9日は旧暦の8月15日にあたり、この日に見える月は特に美しい「中秋の名月」とされている。
「中秋の名月」として観賞する文化は平安時代に中国から伝わったと言われていて、作物の収穫時期と重なり里芋などが供えられたことから「芋名月」とも呼ばれているそうである
「中秋の名月」は、旧暦の日付けをもとに決まる一方、月の満ち欠けは新月から満月までの日数が13.9日から15.6日まで変化することなどから「中秋の名月」と満月が必ずしも一致するわけではない。
おととしから3年連続で「中秋の名月」が満月と同じ日になっていますが、次に「中秋の名月」が満月と一致するのは7年後の2030年9月12日になる。
中秋の名月は私的にはこれからのやや裏悲しい時代の到達を思い起こさせる。
春の桜が満開になるまでしばしの辛抱である。
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