風になるのは大変

院長 辻中 まさたけ

久しぶりに連休の余暇を使って東日本大震災の時に購入した250ccのオフロードバイクで昨日うろうろしてきた。バイクを乗り出したのは18歳の時ではあるが、50ccのオフロードバイクで、600円だけの所持金で高松市から四国山脈を越えて高知市まで行ったり、途中の名四国道で四日市コンビナートを望みながら休んで岐阜まで帰ってきたりした覚えがある。

その後は中型免許を取得し400ccのバイクで国民休暇村に泊りながら四国一周などをした。昔はとても無鉄砲で怖いもの知らずというか運転もハチャメチャであった。飛ばすことに快感を覚えるスピード狂であったような気がする。まるで暴風のような走り方であった。

その後、医師になってからしばらくバイクとは疎遠であったが、友人から「一緒に風になろう」と誘われ、大型免許を取得しバイク乗りを復活した。

そして、今はどうかというと、そよ風に近い穏やかな走り方で、風の息を感じながら走っている。

続けて今日は1300ccの大型バイクに乗ったが、昨日の車体重量120KGのバイクに比べ300KGのバイクはさすがに重たかった。年齢的に風になるのは、とても辛く感じた。

令和3年9月20日

 
 
 

 
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