悲しい出来事

院長 辻中 まさたけ

お盆休みに入る前にとても悲しい出来事があった。

休み前でとても混んでいる午前の診療、お一人の患者さんが流行り目の疑いで受診された。 院内感染が怖いので手を消毒したうえで目を触らない頂きたい旨を云うと不機嫌そうな感じになられた。さらに診察中に瞼を裏返すと目を痛がられ顔を外して目をこすられた。目を触ってはいけない旨を再度お話して痛い流行り目の検査を説明して、施行しないと学校等には行くのはやめて少し様子をみられたほうがいいと云うと急に「私が痛い検査をできないと思っているんでしょう!」と怒り出された。そんなつもりでいったのではなく当たり前のことをいっただけなのに・・・、診察中に泣かれだしたのは初めてだ。

とても申し訳なく思ったとともに医者としてやる気が失せてしまった。

令和1年8月6日

 
 
 

 
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