ハワイのテロ騒ぎ

院長 辻中 まさたけ

恐怖の学校検診も終わり、少し休みを頂いてオアフ島にいってきた。行くたびごとに若い日本人観光客が増えとても騒がしくなり、ひと昔のグアムみたいになってきていている。のんびりとした休日を楽しみたい私にはだんだん合わなくなってきているみたいである。

ところで、オアフ島からの帰国する、ダニエル・イノウエ空港でめずらしい経験をした 無事にセキュリティ、パスポートコントロールを通過し機内にてキャビンアテンダントからウエルカムドリンクを頂きうとうととしながら離陸を待っていると、急に機内アナウンスで「空港検査場でスモークが上がりテロの可能性があり、すべての飛行機の発着が止められました、また搭乗されたお客様もすべての手荷物をもって空港の外に出ていただくことになりました。」思わず、えーー!のひと言。空港の外まで重いお土産をもって20分も歩かないといけない、眠たい私には容易なことではない。長蛇の列の中、頑張って外まで出るとまた大変。スゴイ人ごみの中で暑さでしゃがみ込む人、怒る人、グタグタであった。以前バンコクでスワンナプーム空港がデモ隊に占拠され、1週間後にウタパオ空港から臨時便で帰国するときの混沌とした状態を思い出してしまった。

普段は気が短い私はこうなると何故か長くなる。結局、ラップトップパソコンのリチウムイオン電池が破裂したのを銃声と間違えて大騒ぎになったらしい。欠航になった便もあったが、5時間遅れて無事にセントレアにたどり着いた。

ラウンジと空港の出たところで元中日ドラゴンズの宇野選手をみかけた。家族連れではあったが、周囲へのふるまいからとても人柄のよい元ホームラン王だと思った。

令和1年6月27日

 
 
 

 
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