医院を二村副院長に全面的にお任せして、8日間という長期のお休みをいただいてバリ島に再び訪れてきた。バリの交通事情はとんでもなく酷く、そして、荒っぽく、多くのバイクと車がひっちゃかめっちゃかのカオスの状況で、信号機がほとんどない狭い道を阿吽の呼吸で行き来したり追い越したりしてよく交通事故が起こらないと感心した。日本人で田舎者の私にはとてもハンドルを握る勇気はでない。また、最近の日本でよく売れている運転安全装置がついた車だと頻繁に自動ブレーキや警告音が作動し、逆に危ないような気がする。
バリ島に住む人間は所得が低いが若い人間が多く活気に満ちていた。それでも、日本のような社会保障が確立されていないので、病気や年を取って働くことが出来なくなったときを心配しているそうだ。日本人に産まれて幸せである。
平成30年11月29日
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