火の国

院長 辻中 まさたけ

大学時代に大変お世話になり、数年前にお亡くなりになった先生のご自宅のある熊本まで行って来た。遺影を前にご仏壇に手を合わせた後に、お相手してくださったご家族と思い出話をとめどなく話していると、30年以上前のことがつい先日のことのように思い出されてきた。本当に懐かしかった、あの頃は希望に満ち満ちて自分で光を放つ太陽のような恒星のように輝いていた私であったような気がする。今の自分は、いい意味でも悪い意味でも、恒星の光を反射させて満ちたり欠けたりする惑星のような気がする。地球のような惑星には昼と夜があるが、それでも人が住むことができる。

熊本城の真ん前にあるホテルに宿泊したが、2年前に起きた大地震で相当なダメージを受けたお城も夜にはライトアップされていた。ご遺族に伺った話では、大地震の時には自宅においてある、とても重いグランドピアノが数センチほど空中に浮き上がったほど揺れが激烈であったそうである。しかし、自然の驚異に翻弄される人類ではあるが、復興は着々と行われているみたいである。

熊本城の真ん前にあるホテルに宿泊したが、2年前に起きた大地震で相当なダメージを受けたお城も夜にはライトアップされていた。ご遺族に伺った話では、大地震の時には自宅においてある、とても重いグランドピアノが数センチほど空中に浮き上がったほど揺れが激烈であったそうである。しかし、自然の驚異に翻弄される人類ではあるが、復興は着々と行われているみたいである。

平成30年9月24日

 
 
 

 
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