院長の話

電子カルテの診療

院長　辻中まさたけ

　日々、電子カルテでの診療に悩まされている。不器用なので電子カルテを駆使しながら患者さんとコミュニケーションをうまく取れず四苦八苦している。ついつい不慣れなタイピングをすることに意識が集中して、患者さんの私への話かけを遮ったり、無言で答えずにいたりと、モニター画面を凝視してしまっていることが現在多くなっている。本当に申し訳なく情けない話である。そんな自分の不甲斐なさにストレスが溜まり、円形脱毛症は悪化の一途である。「これでは、もうアカン」と思い、大雨の中、宮崎へ一泊二日の飛行機旅にいってきた。飛行機の離陸時間は行きも帰りも天候のため大幅に遅れ、さらに気何での揺れもなかなかであったので、ハラハラドキドキの旅行であった。