名古屋場所

院長 辻中 まさたけ

毎年大相撲名古屋場所に行っているが、来年はなさそうである。

無論、大相撲関係者には縁のない話ではあるが、今年は一般的な人間がお茶屋さんという席を確保する業者を通しても、大相撲人気が高いせいか、平日でもなかなかいい席が貰えなかった。なんとか席を確保して覗いてみた名古屋場所、満員御礼の熱気の中で、正直自宅でのんびりと寝転がってテレビで観戦していたほうが良いという気持ちになってしまった。ぎゅうぎゅう詰めで姿勢が変えづらいのに加え、熱気でとにかく暑い、まるで観るのも一種の修行の感があった。年配の方々がそんな状況下で取り組みを熱心に観ているのを見て、皆さんどうしてそんなに元気なのだろうかと感心してしまった。

個人的な見解としては、いわゆるエコノミークラス症候群を起きてもおかしくない状況なので、これからの高齢化社会に向かって、単価は上がっても仕方がないので座席へのアクセスの仕方やゆったりとした配置を主催者側は考えるべきではないだろうか?

自宅に帰って録画したNHKの映像を見てみると、疲れた顔の自分の姿が何回も映し出されていた。

観戦後に河豚を食べに行った。女将さんが天然と養殖の違いを説明してくれたが、食してみて差が全くもって分からなかった。本当にダメな舌である。

平成29年7月23日

 
 
 

 
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