見事に復活した私の頭髪くん達、リー○21の治療をたまたま受けて発毛日本一コンテストに参加していれば間違いなく優勝して300万円をゲットしたであろうほどの頑張りだったが、雲行きが少々怪しくなってきた。最近再び現れだした円形脱毛症が少しずつ大きくなってきている。またダルメシアンになるかと思うと少々憂鬱な気分になる今日この頃である。
バイカーにとって素晴らしいこの季節、本巣の谷合というところから神崎、さらには旧井往戸地区へオフロードバイクに乗って6時間かけて遊んできた。ここには、数年前に亡くなった叔父さんが買った古家があり小学校低学年の時によく泊まりで遊びに行っていたものだ。当時、古家の近くには分校があり同世代の沢山の子どもたちがジャングルジムに群がって楽しくあそんでいた。また、古家の前には夏でも入ると頭がキンキンするほどのきれいな渓流があり、きれいな川に生息するアブに刺されながらも、潜ると魚が沢山泳いでいたのでみんなで一生懸命に掴まそうとしていた。そして、そこで冷やしたスイカをみんなで割って食べ、夜には古家の薪で焚いた風呂にみんなで一緒に大騒ぎしながら浸かっていた。
ネットで調べてみると、旧井往戸地区には鉱山があり、一緒に遊んでいたのはそこで働いていた人々の子どもたちだったみたいである。今は分校も跡形もなくなり、沢山みかけた子供たちの影もなく、そして、すでに主のいなくなった古家は今にも倒れそうな状態でひっそりと佇んでいた。せせらぎの音をかなでる渓流だけが時間が止まったかのように45年前と同じように流れていた。本当に「兵どもが夢のあと」であった。
その後、さらに上流の「ゴロゴロの滝」、そして、ゲートを超えてオフロードバイクでしか入ることができそうにもないもっと上流の山道に入ってウロウロしたのちにUターンして帰ってきた。
あの子供たち、今も元気にやっているのだろうか?
平成29年5月24日
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