モンサンミッシェル

院長 辻中 まさたけ

お盆休みをいただいて5度目のフランス旅行をしてきた。今回は航空運賃が安かった羽田発ドーハ経由のパリ着カタール航空を使用しての旅であった。テロで厳戒態勢のパリ、そして、中東の航空会社を使っての旅行行程なので、安全面に少々の不安を抱えての旅であったが、何かあれば日本男児としての意気を見せてあの世に旅たとうと覚悟を決めていた。

パリはテロの影響か、いつもは混んでいるパスポートコントロール、そして、タクシー乗り場もガラガラで拍子抜けであった。もちろん、空港や街角ではライフルを持った軍人さんや景観を多数見かけたが、雑談をしていてあまり緊張感を醸し出していなかった。また、パスポートコントロールもパスポートにハンコを押すだけでものの5秒で入国できた。 ただ、移民なのか難民なのかわからないが、以前のパリ市内に比べて、路上のお乞食さんがとても増えていた。また、シャンゼリゼ通りを歩いていると3回ぐらい若い女性軍団に「スピーキング、イングリッシュ?」と地図をみせてきて囲まれた。すぐに、「ノーウェイー!」と逃げたが、怪しい輩が増えたようである。

今回は、パリより車で4時間ほどの、満潮時に海に浮かぶ教会として有名なモンサンミッシェルまで足を延ばした。下から約80メートルの上まで暑い中を登ったが、あれほど見るのを楽しみにしていたところであるが、相変わらずものの5分で飽きてしまった。

シャンゼリゼ通りで散歩がてら沢山あるポケストップを廻りながら、ポケモンgoを心置きなくできたのが一番の幸せであった。

平成28年8月24日

 
 
 

 
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