世界一

院長 辻中 まさたけ

日曜日に東京での講義を受けにいったついでにちょうど都内で開催されている卓球の世界大会を生まれて初めて観戦してきた。以前に岐阜で行われた国体を見たときにそのレベルにとても驚いたことを覚えているが、さらに上のレベルである世界の超一流は遠くから見ても迫力があるというかオーラが半端なく出ていた。特に世界ランキング一位の選手たるや本当に超人であった。私がする卓球は、まるでピンポンであるが、卓球台がとても広く感じるのに、試合中の彼のするプレイはほとんど座卓の広さの如しであった。なんというフットワーク、感の鋭さ、そして、反応の速さなのだろうか、本当に感動してしまった。元来の彼が持つ天性もあると思うが、強靭な精神力を培いながら血のにじむような苦しい、そして、つまらないトレーニングをどれだけ積んできたのだろうかが容易に想像される。

私はというと、一体全体いままで何をしてきたのだろうか?発明王エジソンの「発明は1%の才能と99%の努力である」の名言がむなしく脳裏をよぎった。

穴があったら入りたい、そんな気分であった。

どんなものでも超一流のものをみると考えることが多々沸いてくる。

平成28年6月27日

 
 
 

 
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