学校検診

院長 辻中 まさたけ

新学期となり依頼された各種学校の眼科学校検診が始まった。眼科は一校当たりにかかる拘束時間は比較的短く、疾風のように現れて疾風のように去っていくと思われているが、校数が多くなかなか大変である。まったく覚えてはいないが、過去にはプロ野球楽天球団の島さんも理屈上は検診したらしい、もっと仲良くいしておいたら良かった。。

ところで、私が学校検診を依頼された当初に比べれば、子どもたち数は半分ぐらいになっており、格段に負担は少なくなっている。少子化は凄まじい勢いで進んでいるのが本当に実感される。一方で、少なくなった子どもたちは、昔にはなかった眼科学校検診をはじめとして、各種見学や施設訪問など行事が目白押しであり、さらには学校以外での習い事など、とても忙しそうである。つい先日起きた熊本の地震でもきっとそうだと思うが、以前に東日本大震災の時に震災直後から警察庁の依頼で派遣された宮城県で子どもたちの笑い声がない世界を目の当たりにしたがとても異様であった。社会は子どもたちを必要としている。

子どもたちは本当に社会の宝である。

平成28年4月25日

 
 
 

 
TOPページへ