ドラクエモンスターズ

院長 辻中 まさたけ

ドラゴンクエストを私が初めて目にしたのは今から四半世紀以上前に遡ると思うが、友達の家へ遊びに行った時のことである。彼は私が部屋に入ってきたのを無視して、ファミコンを操りながらブラウン管を凝視してドラゴンクエストVなるものに夢中になっていた。ひと段落したところで彼と変わってプレイさせてもらったのだが、それがハマリの序章であった。次の日には私もドラクエVを手に入れ、頑張って10日でボスキャラを退治してしまった。

その後、ドラクエT及びドラクエUも購入しすぐに仕上げ、ドラクエWが販売されたときには当日に手に入れ、病院勤務が朝の8時から夜の11時までの条件で、大げさに言えば、不眠不休4日で終わってしまった。その後色々な方法でボスキャラを倒したり、主人公で遊んだりしていたが、ファイナルファンタジーという別のロールプレイングゲームをしたりしている間に徐々にゲームから遠ざかっていった。

ところが、iphone6なるものを購入し、そして、その虎の巻を読んでいた時にスマホ向けドラクエモンスターズがあるのを知ってしまった。何気なく始めてしまったが、これがなかなか面白い。課金地獄の誘惑と戦いながら毎日毎日遊んでいる。現世にない何かを安易にゲームに求めてしまっているような気がする。

平成27年7月26日

 
 
 

 
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