公認審判員

院長 辻中 まさたけ

5月の連休あたりに受けに行った一日掛かりの講習と試験の結果がやっと届いた。一番の下級にはなるが日本卓球協会の公認審判員の手帳とバッジである。年齢を重ねるにつれて失うものが多くなる今日この頃、手に入れることはどんなことでも嬉しくなる。誇らしげに近くの写真屋さんで証明写真を撮ってきた。これで少し位の地区大会では審判を務めることができるようになるとのことであるが、ペーパー審判員になることが間違いない私がもしそんな状況下になれば、きっと医者になって初めて当直した時と同じハラハラドキドキモードになるに違いない。

今年のお盆は本当にのんびり、あまりの時間の持て余しにジョギングを連日したほどだ。その日々の中で横浜に住む高校時代の同級生と久しぶりに会って卓球をした。卓球ラケットを持つと普段の頼りない雰囲気は消え失せ、ボールに仕掛けがしてあるのではないかと思うぐらいの回転が加かって来る、さらに、まったく慌てない。さすがに愛知県でもう一つ勝てば全日本選手権大会に出場するまで勝ち進んだ人物である。呑んだくれのひょうきん者の一面しか強く私の脳裏に焼き付いていなかった○○君、「卓球バカと自分で云っていたが、貴方はバカがつくほど惑わずに精進しています、往き方として素晴らしい!!」

私もいろいろとバカにならねば・・・、不惑、不惑。

 
 
 

 平成26年8月17日
 
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