サグラダ・ファミリア

院長 辻中 まさたけ

ドバイ経由でスペインのバルセロナに到着した私は、死ぬ前に是非見ておきたいと思っていた、アントニー・ガウディが計画し現在も完成にむかって施行が進んでいるサグラダ・ファミリアを見学した。建物そして刻まれたレリーフがキリスト教の聖書を絵物語みたいに表現いるらしいのであるが、仏教徒の私には上の空。紐に重しをつけて反対にして作図するというガウディ独自の設計建築様式もチンプンカンプンであった。そして、パリの荘厳なノートルダム寺院が比して、吊り下げられたクレーンやまだ入っていないステンドグラスなどが私に少し残念な気持ちを起こさせてしまった。

翌日、格安航空会社を利用してスペイン国内のマヨルカ島とマドリッドにある二つのハードロックカフェにいってきた。日本人がまったくいないようなマヨルカ島であったが、しばらく海を眺めていているとなんだかとても幸せな気分になった。この感じはハワイのホノルルがあるオアフ島から少し離れたマウイ島でも感じられた。ガチガチの観光名所よりも少しだけ離れたところが私は好きみたいである。

 
 
 

 平成26年4月27日
 
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