にぎやかな週 其の二

院長 辻中 まさたけ

にぎやかな週 其の一よりの続き) 木曜日、東京の有楽町で行われた日本眼科学会に出席後、山手線にて上野に移動した私は「ハードロックカフェ上野店」へ突撃した。 店員さんが流暢に英語で「何処からきたのか?」と話しかけてきた。英語を話す中国系の店員さんは、どうやら丸坊主の私が日本人に見えなかったみたいである。 苦笑いをしながら買い物をした後、幼なじみと待ち合わせ、何回か電車を乗りついで横浜のみなとみらいにある「ハードロックカフェ横浜店」にたどり着いた。

都会の人間は遠い距離を、あるいは、地下深くから地上までスーツを着て重い荷物を持って平気で歩く。 まるで毎日コンクリートでできた山々を登ったり降りたりしているようなものである。 また、電車のなかでも、どれだけ混んでいても目的の駅に到着するギリギリまで平然と座っている。 田舎者の私などは出られなくなるといけないと思い、かなり前からドアの前に人をかき分けて待機するのだが、 彼らは万が一降りそこなったら次の駅で降り、またすぐ来る逆方向に行く電車で戻ればよいと思っているとのことである。 田舎で万が一にも降り損ねて次の駅で降りて同じことをしようとしたらどれだけの時間を駅で費やさなければならないのだろうか?考えただけでも嫌になる。 その後中華街を散策し、最終の新幹線で同日無事帰宅した。 2日後の土曜日にも午前診終了後に再び東京で学会出席、今度はスカイツリーにバスに乗って訪れたが強風のため昇ることはできなかった。 晩に友人二人と六本木で食事をした後、六本木にある「ハードロックカフェ東京店」を訪れ、とうとう日本国内のハードロックカフェを全制覇した。 そこで応対に当たってくれた店員さんはなんと岐阜県出身の方で、大都会の中でとてもホッとした気分になり岐阜の出身地のことで友人達を含めとても話が盛り上がった。 ビジネスホテルに戻って約3時間の睡眠を取った後、朝6時の始発の新幹線にて岐阜に戻ってきた。そして、9時からの卓球大会に出たのであるが、結果は散々であった。 さらに、次の週の火曜日ごろから体調が悪くなり10日ほど治るのに時間がかかった大風邪を引いた。 残念ながら妻にもうつしてしまったが、そう云えば木曜日に会った幼なじみが咳き込んでいて大丈夫か?と尋ねたら季節の変わり目だから、と返答していた。 やられたーーー!でもそんな体調でも僕に付き合ってくれた幼なじみに大感謝!!

ちなみに、今回で一番おいしかった食事は何処にでもある立ち食いの340円たぬきそばであった。関東の汁は濃くて本当に私好みである。


 
 
 

 平成25年5月26日
 
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