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あるときは、透きとおった青空を見上げ、嘆き悲しみ、あるときは、底の見えない井戸を見下げて、そして、喜び勇む。他人様の評判は気に止めないと言いながら、自分のふがいなさに勝手に理由をこしらえ、そして世間にアピールし、自分の起こした行動を正当化しようとする。他人の自分に対する評価の良いことは謙遜してみせ、悪いことは、誤解されていると考える。実は打算的で現実主義者なのだが、そんな潜在意識を自覚できずに理想主義者であると思っている。本来、非常にわがままである。
人間本来がもつエゴイズムを強烈に隠し持つ、そんな彼は誰でしょう。
わたくし、そして、そこの貴方ですね。
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