日本卓球リーグ

院長 辻中 まさたけ

去る6月17日に岐阜市の県医師会館に行く用事があったので、横の体育館で行われていた日本卓球リーグ女子の試合をついでに観戦してきた。一部リーグの16銀行のホームマッチで対戦相手はJOCエリートアカデミーというところであった。 結果は16銀行の勝利に終わったのであるが、とても感銘を受けた。少しは卓球をかじっているので彼女達のうまさがよく分かった。 ピンポン玉の中にリモコンでも入っているかのように、対戦相手のいろいろな回転を変幻自在な返球を的確に、そして正確に行う。思わずため息が出てしまった。 まったくもって同じ人間と云う種族に思えなかった。

試合の横では試合前の選手がウォーミングアップで、我々では考えられないスピーディーで、かつシステマティックな練習を一生懸命していた。 試合がない毎日はこのようなハードな練習を地道にしていることを想像させた。才能ももちろん必要であるが常日頃の努力はもっと大事であることを教わった。 そうじゃないとあのパフォーマンスは見せられないし、夢の中でさえ卓球のことばかり考えているのではないだろうか?

試合後、何事も信用しない私は試合をしていた卓球台や練習球を確認してきた。間違いなく普段私が使用しているものと同じものであった。あっぱれ!

 
 
 

 平成24年6月24日
 
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