老人性眼瞼下垂!! あなたは大丈夫?

院長 辻中正壮

 

皆さんの中には、「昔はもっと眼がパッチリしていたのに・・・。」などと思われている方がけっこういらっしゃるのではないでしょうか?

人間は年令と共にまぶたが下がってきて眼が小さくなります。原因の多くは、上まぶたの皮膚が余ってくると共にまぶたを上げる筋肉が弱ってくるために起こります。症状としては、外見的な事以外に、眼が重い、視界が狭くなった、まばたきがうまくできない為に涙がよく出る、または逆に眼が乾くなどといった事があります。ひどい時にはまぶたがくろまなこを覆うことにより見えない事になります。また、よりまぶたを上げようとおでこの筋肉を使うため、おでこのしわが深くなります。

当院では原因にもよりますが、眼を開けたときにくろまなこの半分ぐらいを覆ったとき位に手術をすすめます。手術の仕方としては色々ありますが、余った皮膚の一部を切るとともに、まぶたを上げる筋肉を短くすることによってその力を強めてあげるのが一般的です。

しわとり手術みたいなことも一部含みますので、手術後の眼がかわいくなってしまうことが多い気がします。        お大事に。

                               

平成1556